PROJECT FUKUROW
五感を刺激するハイブリッドパフォーマンス
「KAFKA 架蜉架」
デジタル×アナログのコラボレーション

ビデオ5分42秒 / ADSL
上の画像をクリックしてムービーをご覧ください。


作・演出・振付・美術・装置■石川ふくろう
バフォーマー■佐成哲夫
音楽・音響■Christophe Charles (クリストフ・シャルル)
映像・映像オペレーション■新堀孝明
舞台監督■寅川栄司
照明プラン■磯野眞也
衣装製作■杉浦真希子
宣伝美術・制作■aya
制作アシスタント■田中玲子
制作■(有)オフィスコットーネ
会場■銕仙会(てっせんかい)能楽研修所

ビデオ撮影:2003年9月20日
ビデオ撮影・編集:Kunio / eyedia.com
Copyright 2003 MICROMEDIA


        カーダッケフカ フカフカ
        カーダツケフカ フカフカ…

今回の新作パフォーマンスを作るにあたり、
最初に浮かんだ言葉は「涙」。
自分の抱えているトラウマをこの言葉に換え、
表現の基盤にしたこの涙の塊は次第に形を変え、
巨大な「蜘蛛」となって、私の頭の中を支配していった。
この「強烈な印象」を描くにあたり、
人の内面的な感情を時間軸という枠組みを壊しながら
描き繰り返されてきた能の精神世界に表現の場を定めた。
物心ついたころから思春期まで私は
「カーダッケフカ フカフカ」
という意味のない言葉をよく発していた。
この口癖の響きから「KAFKA 架蜉架」と題した。
小説「変身」の作家、カフカの名前も潜在的な思考の領域で
今回の作品に多少の影響を及ぼしており、
巨大な虫、蜘蛛の存在はそんなところからも来ている。
架蜉架という宇は、
蜘蛛の巣に捕らわれの身になっている姿を
少し想像させることもできるかと思う。

石川ふ<ろう

ニューヨークタイムス紙関連記事(英文)


インタビュー取材後記は少々お待ちください。


言葉の無い、空間表現の創作活動を続けている、石川ふくろうさん。

ふくろうさんのオブジェは全て動きます。

背後にも仕掛けが…。

包帯グルグル巻き人形、ただ寝ているだけ!?
のようですが、実はやっぱり動きます。

今回の「KAFKA 架蜉架」では、こんな ↑ モノが登場しました!
All Objets by Ishikawa Fukurow
All Photos by Kunio - September 3, 2003


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